頬杖をつけば

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もう9歳

スキーキャンプの荷物も片付いて、リュックをしまうところ。我が息子のゆうも、もうじき9歳になる。昨年の6月からボーイスカウトに入り、夏のキャンプ、冬のキャンプと無事に終えて、ほっとしているところだ。お風呂場から大きな笑い声が聞こえる。いいね、子供の笑い声って。なんだろう、さっき難しいことを言っていたな。「子供の気持ちがわかんないようじゃだめだよ。」とかなんとか。親の気持ちだってあるよね。今になって親の気持ちがわかるようになったから。

仲間

この頃、ゆうには仲間ができて、友達が5人も6人来るようになった。ありがたいけど、ゆうみたいのが5人も6人もいると大変だ。それぞれの大きな声が飛び交い、部屋の中は子供の熱気でムンムン。家の周りで鬼ごっこをして遊ぶと言い、ドスドス足音を立てながら庭や家の裏を走り回る。私は部活のマネージャーのように、紙コップに麦茶を入れて皆に配る。

成長してる

この間、おもちゃ屋さんに行った時のこと、ゆうは自分の貯めたおこづかいで、四千円程する新しいゲームソフトを買っていた。

おさいふをしっかりポケットに入れて。私には、ソフトを買うとも何も言っていなかったので、びっくりした。一人で考えて、もう、そんなことができるようになっていたなんて。私はどんなかな。ちょっぴり成長したゆうにとって、どんなふうに見えているのだろう。

ゆうは、ご飯もモリモリよく食べる。ステーキ、焼き肉、すき焼き、牛丼などなど、お肉ばかりだが、何でもいいからお腹いっぱい食べればいいと思っている。

母の願い

季節は流れて、もう桜の咲く頃。寒い冬を乗り越えて、やっと少し暖かくなった。いいね、やはり、桜の咲く頃が一番好きだな。反抗もするだろうけど、ゆうには、このまま元気で、中学、高校と、真っ直ぐに育ってほしい。母のささやかな願いだ。

 

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